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【巨人】先発の山崎伊織、5回に2ラン被弾で逆転許す 打線は若林楽人の適時打で1点

スポーツ報知 / 2024年7月2日 19時38分

5回1死二塁、福永裕基に2ラン本塁打を打たれた山崎伊織(カメラ・上村 尚平)

◆JERA セ・リーグ  巨人―中日(2日・松本)

 今季地方球場で4戦全勝の山崎伊織投手が、地方球場5勝目、チームトップの7勝を目指して先発。1点の援護をもらったが5回に逆転2ラン本塁打を許した。

 山崎伊は2回、先頭の板山祐太郎外野手に四球、石川昂弥内野手には死球で無死一、二塁とされたが、木下拓哉捕手のバントはフィールディングのいい山崎伊が自ら三塁封殺、ロドリゲス内野手は空振り三振、小笠原慎之介投手は三邪飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。

 打線は2回、先頭の大城卓三捕手が中日の先発・小笠原慎之介投手から左中間を破り、ワンバウンドでフェンスに当たる二塁打で出塁。岸田行倫捕手が送りバンドを決め1死三塁とすると、トレードで西武から移籍の若林楽人外野手が低めの変化球を左前にタイムリー。6月30日の広島戦で移籍後初安打が初適時打となった若林の2試合連続のタイムリーで1点を先取した。

 1点をもらった山崎伊は3回1死から田中幹也内野手に右前打されたが、二塁盗塁失敗と細川成也外野手の空振り三振で三振ゲッツー。4回は2死から石川昂弥内野手に中前打を打たれたが、木下拓哉捕手を右飛に抑えた。

 しかし5回、先頭のロドリゲス内野手に中前打、送りバントでの1死二塁から、福永裕基内野手に左中間席に飛び込む2号2ラン本塁打を浴び、勝ち投手の権利目前で逆転を許した。

 山崎伊の投球について、内海哲也投手コーチは「球自体は悪くない。相手打者に粘り強く攻撃されていて球数が多くなっているところがあるので、もっとゾーン内で勝負していってほしい」と話した。

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