ＥＮＥＯＳのスラッガー・村上裕一郎がＵ２３代表入りに向け猛アピールの豪快先制弾

◆Ｕ２３代表候補合宿第４日▽Ｕ２３代表候補６―２大学日本代表（２日・バッティングパレス相石スタジアムひらつか）

　ＥＮＥＯＳの村上裕一郎外野手（２３）が２日、神奈川・バッティングパレス相石スタジアムひらつかで行われた侍ジャパンＵ２３代表選考合宿で、大学日本代表の日体大・寺西成騎投手（２１）から先制点となる２ランを放った。

　初回、２死一塁の場面で思い切って振り抜いた打球はぐんぐん伸び、左翼スタンドに突き刺さった。２日連続で行われた大学日本代表との練習試合第２戦。第１戦は３打数無安打に終わっており、「今日は結果を怖がらず、気にせず思い切って」と切り替えて臨んだ。自慢のパワーを見せつけ、「（合宿）最終日に持ち味である長打力を発揮できて良かった」と思わず笑みがこぼれた。

　４番候補の会心の一撃には川口朋保監督（５２）も、「長打力っていうのはやっぱり大きいですから。自分のスイングを、強いスイングをできる選手というのは１番いい」と大絶賛していた。（大中　彩未）