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ハマの”お祭り男”が「食らいついた」再昇格後3度目の猛打賞…都市対抗時代の5学年離れた盟友との対戦にも心躍った

スポーツ報知 / 2024年7月3日 5時45分

4回1死一、二塁、度会隆輝は右前適時打を放ち、ベンチに向かってポーズ(カメラ・堺 恒志)

◆JERA セ・リーグ DeNA6―4ヤクルト(2日・横浜)

 お祭り男が同期を強力援護した。両軍無得点の2回2死満塁。DeNAのドラフト1位・度会が吉村の152キロを捉えた。左翼線へきれいに流し打ち、先制の2点二塁打だ。「必死に食らいついた結果ヒットになってくれて良かった」。ベンチ前でキャッチボールをしていた先発のドラフト5位・石田裕は跳びはねて喜び、度会も指をさして応えた。

 かつての仲間との対戦に胸が躍った。21年の都市対抗では、東芝に所属していた吉村が、度会がいたENEOSの補強選手として加わった。学年は5つ離れているが下の名前で「貢司郎」と呼ぶほどの仲良しだ。当時、夜中にトレーニングする姿も目撃したそうで「すごい選手は陰で努力しているんだ」と感銘を受けた。

 4回にも右翼へ適時打を放つなど、今季7度目、再昇格後では3度目の猛打賞。同期の石田裕と2人でお立ち台に立ち、絆を再確認した。(内藤 菜月)

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