【ＤｅＮＡ】石田裕太郎が５回５安打２失点で勝利投手の権利を持って降板

５回２死一、二塁、村上宗隆を三邪飛に打ち取った石田裕太郎はガッツポーズ　（カメラ・堺　恒志）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　ＤｅＮＡ―ヤクルト（２日・横浜）

　先発したドラフト５位右腕・石田裕太郎投手が５回５安打２失点で、勝利投手の権利を持って降板した。

　石田裕は持ち味の制球力が光り、ストライク先行の投球で４回までヤクルト打線をわずか２安打に封じた。６―０の５回には２死満塁のピンチを招くと、オスナに左翼へ適時打を打たれ２失点。それでも続く村上を三邪飛に抑え、後続を断つと２度拳を握り雄たけびを上げた。

　右腕はプロ初登板初先発となった６月９日のソフトバンク戦（横浜）で初勝利。２度目の先発となった同１６日の西武戦（ベルーナＤ）ではわずか９５球でマダックス（１００球未満での完封）を達成するなどデビュー２戦２勝を飾っている。