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【オリックス】2年目ドラ1左腕・曽谷龍平が5勝目 痛恨黒星から前向けた中嶋聡監督の言葉

スポーツ報知 / 2024年7月3日 5時0分

ゆかりのある東北で8回途中1失点と好投し、5勝目を挙げた曽谷(カメラ・池内 雅彦)

◆パ・リーグ 楽天1―4オリックス(2日・弘前)

 オリックス・曽谷は、価値ある宿題を持ち帰った。「投げ切って、先発の役割を果たして終わりたかった」。表情を締め、5勝目を挙げた喜びも控えめ。8回の壁を乗り越えられなかったことを一番の反省とした。

 5月6日の楽天戦(楽天モバイル)で投げた7回2/3が自己最長だった。この日は7回まで102球。「先頭への四球で焦ってしまった」と小郷を出すと、村林にも四球を与えて降板した。「気持ちを切り替えられずに、ズルズルといってしまった」と自己採点は厳しくても、1失点で粘った。球場表示の154キロは自己最速で、楽天にも今季4戦4勝と強さを見せつけた。

 ここ3試合はすべて火曜日に登板。6月25日のソフトバンク戦(京セラD)は悪送球から自滅して6回3失点で黒星。「何、笑ってんねん」。登板後、穏やかな口調で近づいてきたのが中嶋監督。失策を責めることなく「勝負にいった結果。しょうがないよ」と、気持ちを前へ向かせてくれた。

 奈良県生まれで、秋田・明桜高の出身。東北にゆかりのある一人だ。青森での公式戦は17年以来。チームは逆転勝利で4位に再浮上し、東北全県勝利のオマケも付いた。「成長というより、場所を任されているわけですから。そこに関しては、責任を持ってやらないといけない」と指揮官から要求を高くされた2年目左腕。エースの宮城に負けない輝きを、身につけようとしている。(長田 亨)

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