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【阪神】岡田彰布監督、阪神監督歴代最多514勝に王手も…3三振の森下翔太に苦言「いつまでもホームランばっかり狙ろて」

スポーツ報知 / 2024年7月3日 5時0分

延長戦を制し、ハイタッチを交わす阪神ナイン(カメラ・渡辺 了文)

◆JERAセ・リーグ 広島0―3阪神=延長10回=(2日・マツダスタジアム)

 会心のタクトで試合を決めた。0―0の延長10回1死一塁。阪神・岡田彰布監督(66)が、カウント1―1から途中出場の島田にヒットエンドランを命じ、右前にはじき返した。右翼手・野間の三塁への送球がカメラマン席に入り、一塁走者の小幡が決勝のホームへ。「島田がうまいことなあ。残しといて良かった」と褒めた。

 続く近本も、左翼への適時二塁打を放って2点目をたたき出した。これが18打席ぶりのHランプ。8回無死一、二塁で迎えた前の打席では近本を三塁ベンチ前に呼び、ゲキを飛ばしていた。「ゲッツーなってもええから、バントないから、打てやんか。『ありがとうございます』て言うとったわ」。低迷していたリードオフマンの心は奮い立ち、次打席の快打につながった。

 最大4点リードを守れず逆転負けした6月30日のヤクルト戦(神宮)から負の流れを立ち、連敗を2で止めて3位に浮上。5回には広島・森下に梅野、小幡、才木と球団史上初1イニング3者連続3球三振の屈辱も味わったが、負けなかった。阪神監督歴代最多514勝に王手を掛ける勝利を「大きいのは大きい。変な負け方した後の週始めやから」とかみしめた指揮官。しかし、試合後の取材対応は怒りで締めくくられた。

 苦言を呈したのは、4打数無安打3三振の森下に対して。「内容を見てみ。いつまでもホームランばっかり狙ろて。そんなんお前、バッティングを教える以前の問題や」。一方で「こんな仕事しとったら先発で使うよ」と島田を絶賛した。6回に「守備妨害やんか」と球審に抗議するなど、勝利への執念を燃やし続けた虎将。次戦で、球団歴代最多勝監督・藤本定義に並ぶ。(中野 雄太)

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