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浦和FW興梠慎三「そこだけは理解してほしい」 シーズン途中に主力4人退団も強調したことは…

スポーツ報知 / 2024年7月3日 6時0分

練習後にピッチで話し合う浦和FW興梠慎三(右)と堀之内聖SD(カメラ・星野浩司)

 J1浦和のFW興梠慎三が2日、さいたま市内で練習後に取材に応じ、主力選手の移籍が相次いだチームの現状に言及した。

 浦和では今夏、キャプテンの元日本代表DF酒井宏樹がオークランドFC(ニュージーランド)、副キャプテンのDFショルツがアルワクラ(カタール)に移籍する見通しでチームを離脱し、MF岩尾憲はJ2徳島への移籍が発表された。近年のチームで中心を担った3人に加え、ノルウェー代表MFソルバッケンが期限付き移籍期間満了で退団した。

 4月には強化責任者が交代し、6月末に主力選手4人が退団。シーズン途中にチームの陣容が大きく変化する中、長年チームに在籍する興梠は持論を語った。

 「これだけ主力の選手が抜けていくのは皆さんは驚かれて、チームがうまくいってないのではと考え方をすると思うけど、全然そんなことはない。出て行った人たちが何をやりたいか意見をしっかり聞いて、その人を尊重してチームは送り出している。すごく今はいい雰囲気でやっているので、そこだけは理解してほしい。(主力が)抜けたからといってここから失速していくことなく、上に食らいついていくし、1試合1試合、結果を出さないといけない。引き続き応援してほしい」

 酒井のチーム離脱に伴い、25歳のMF伊藤敦樹が新キャプテンに就任した。「コンスタントに出てる敦樹がキャプテンをやるのはすごくいいこと。敦樹もどちらかと言うと口で言うタイプじゃなくて、淡々と試合で背中で見せるようなタイプ。誰のマネをするとかじゃなく、敦樹らしいキャプテン像を作り上げてほしい」と期待を寄せた。

 最近では22歳MF武田英寿、24歳MF安居海渡、25歳DF石原広教、25歳DF佐藤瑶太らチーム内で若手の選手が主軸を担っている。興梠は「若い選手は自分たちがレッズを引っ張っていくという気持ちが強い人が多いので、チームにプラスになる」と歓迎した。

 今月31日で38歳を迎える興梠は途中出場やベンチ外が続いている。酷暑が本格化する夏場に向けて「とろけていく時期です」と冗談めかして語ったが、チームを引き締める言葉や言動ができる貴重な存在であり「自分がやるべきことはやっていくつもりです」と言った。

 チームの陣容に変化が相次ぐ中、シーズン後半戦は2連勝と好調。それでも「これを目指しているわけじゃない。優勝するため、シーズン初めからチームが目指している。ここで満足してる人はいないと思う」と、残り17試合でリーグ優勝を見据えていく覚悟を示した。

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