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大谷翔平がキング独走27号逆転2ラン 米通算500打点、右翼手一歩も動けず…本拠地「MVP!」コール

スポーツ報知 / 2024年7月3日 13時14分

◆米大リーグ ドジャース―ダイヤモンドバックス(2日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が2日(日本時間3日)、7月初戦の本拠地・ダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、1点を追う7回無死一塁の4打席目に27号逆転2ランを放ち、日本人選手では3人目となるメジャー通算500打点も達成した。

 1打席目に左翼への二塁打、3打席目に中前安打を放ち、マルチ安打をマークして迎えた1点を追う7回無死一塁の4打席目。3番手右腕・マルティネスの2球目の89・7マイル(約144・4キロ)を振り抜くと、右翼手は一歩も動くことが出来なかった。打球速度112・0マイル(約180・2キロ)、打球角度37度で高々上がった打球は飛距離433フィート(約132メートル)で右中間席に飛び込んだ。打球の行方を確認すると「カモーン!」と叫んだ。その後本拠地では「MVP!」のコールが巻き起こった。

 6月29日(同30日)の敵地・ジャイアンツ戦で中堅へ26号ソロを放った大谷だったが、30日(同7月1日)の同カードでは5打数無安打。5試合ぶりに安打が出ず、15試合ぶりに出塁なしに終わり、1試合3三振は21試合ぶりだった。それでも1日の休養日を挟んで、再び本拠地で快音を響かせた。

 6月は26試合に出場して99打数29安打の打率2割9分3厘、12本塁打、24打点の好成績を残し、月間MVPの有力候補。6月に月間MVPに輝いた21、23年はいずれも7月も月間MVPで、シーズンのMVPも受賞しており、今季も7月初戦からアーチを描き、6月の勢いがまだまだ続いている。

 日本人ではイチロー(780)、松井秀(760)に次ぐ3人目のメジャー通算500打点も達成。チーム86試合目での27号は、レギュラーシーズン162試合に換算すると50・9発ペースだ。21年の自己最多46本、本塁打王に輝いた23年の44本を上回り、日本人初の50発も超えるペースだ。

 この日は「Japanese Heritage Night」(日本文化ナイター)として行われ、試合前から球場外では太鼓演奏が行われ、始球式にもミュージシャンの「MIYAVI」が登場して捕手役の山本由伸投手(25)にノーバウンド投球を見せた。さらに大谷がアーチを描いて花を添えた。

 毎年6月に調子を上げる要因を「シーズンに慣れてくるのもそうですし、シーズンの中でいいところ、悪いところ、いろいろ改善しながらちょうどそういう波が来やすいのかなとは思う」と分析し、「まずは継続はしたいですし、これをしっかり最後まで、シーズンの後も見据えてしっかりと継続できればいいのかなと思います」と話していた大谷。暑さも増す7月に入ったが、勢いはどこまで続いていくのだろうか。

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