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【巨人】「今日の分岐点」桑田2軍監督がたたえた6年目左腕のワンプレー…2軍ロッテ戦

スポーツ報知 / 2024年7月3日 17時7分

横川凱は7回を6安打2失点の粘り強い投球をみせた(カメラ・佐々木 清勝)

◆イースタン・リーグ ロッテ2―5巨人(3日・ロッテ浦和)

 巨人の横川凱投手がイースタン・ロッテ戦に先発。7回6安打2失点でハイクオリティースタート(=HQS7回以上自責2以下)を達成し4勝目を挙げた。

 初回、先頭の石川慎に左翼へ先頭打者弾を被弾。さらに2死三塁から寺地に中前へ適時打を許して2点を失った。それでも「立ち上がりは投げ急いでいた部分があって、球が上ずってしまった」と原因を分析。2回以降は立ち直り、三塁を踏ませなかった。

 桑田2軍監督は試合後、勝敗の分岐点となった場面を挙げた。2点をリードされた2回、横川は先頭の植田に左前安打を許したが、続く勝又の投前への送りバントを素早く処理して併殺に仕留めた。常日頃から投手陣に対し、守備やけん制でアウトを重ねる重要性を説いてきた指揮官は、「特にバントの併殺を奪ったところが今日の分岐点じゃないかな。流れを変えて、勝利に導いてくれた」と評価した。

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