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全米シニア2位・藤田寛之「この状況が信じられない」と反響に驚き 4日からは日本プロ出場

スポーツ報知 / 2024年7月3日 17時53分

全米シニアオープン2位の銀メダルを披露する藤田寛之(カメラ・富張 萌黄)

 1日まで行われた全米シニアオープン2位の藤田寛之(葛城GC)が3日、帰国し東京・羽田空港で記者会見を行った。到着ロビーには師匠の芹澤信雄や家族、関係者が出迎え、健闘をたたえた。「この状況が信じられない」と驚きつつも、笑顔を見せた。

 藤田は全米シニアで3日目まで首位に立ち続けた。最終ラウンドは悪天候で10ホールをプレーしたとこれでサスペンデッドに。最終日には通算13アンダーで並んだリチャード・ブランド(英国)とのプレーオフ(PO)の末に敗れた。「通常1日で済むトップで迎える最終日が2回も訪れてしまった。しかもその2回目がショートバージョンだったということで正直、5日目は最初のうちちょっと硬くなってしまった」と悔しさをのぞかせた。だが、「悔しいっていう気持ちはほんの30分。よくよく考えたら、よくやれた」と結果には納得していると話した。

 大会期間中や、終了後にはSNSに多くのメッセージが届いた。「感動とか、ありがとうという言葉をたくさんいただいて、びっくりした。帰ってきてこの状況でまた一段と自分のやったことの大きさというか、影響の大きさを感じて正直本当にびっくりしています。いつも通りトーナメントを戦ったらこの結果になっているということで、その結果が心に響いたんだったら本当にうれしい」と胸を張った。

 帰国早々、4日からは今季メジャー2戦、日本プロ選手権(岐阜・富士C可児C志野C)を控える。「疲労感はそれなりにある。ちょっとふわふわした状態で、明日はプレーになるかなと思う」と不安げな表情を見せた。それでも予選会を突破してつかんだ切符なだけに、欠場は全く考えなかったという。「予選会を一緒に戦った仲間たちにも悪いですしね。自分自身日本プロに出たくて予選からはい上がった」と強行スケジュールでも、全力で挑むと話した。

 目標は予選通過。その後に上位を目指す。「4日間戦ったら30位以内、次は20位以内、10位以内。段階を持って自分の中でやっていきたいという感じでは、いつもと変わらない」と普段と変わらない心境で国内メジャーへ向かった。

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