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ONの後を担った5番打者、巨人V9時代の右翼手と言えば?…日本シリーズにめっぽう強く、長嶋監督初V立役者

スポーツ報知 / 2024年7月4日 6時5分

 創立90周年を迎えた巨人。巨人での出場試合が多い野手、投手を中心に記録にも記憶にも残る歴代の「偉人」を紹介します。第53回は末次利光。

 * * *

 V9時代の右翼手といえば末次利光(民夫=74年に改名)だ。

 1942年3月2日、熊本県出身。鎮西高から中大に進み、首位打者を2回獲得し、64年に入団。2年目の66年から1軍定着。69年は開幕から右翼の定位置をつかみ、70年は初めて規定打席に到達した。

 71年は打率3割1分1厘をマーク。阪急との日本シリーズ第4戦では足立光宏から満塁弾を放つなど19打数7安打、5試合シリーズでは当時新記録の7打点でMVPを手にした。

 翌72年も自己最高の21本塁打。再び阪急との日本シリーズでは、山田久志から2本塁打を放った。またもや19打数7安打、今度は6打点で技能賞を獲得。73年、南海とのシリーズでも21打数8安打3打点で、71年に続く2度目の打撃賞と、大舞台でめっぽう強い打撃を披露した。

 ONの後を打つ5番打者として活躍。76年6月8日の阪神戦(後楽園)では山本和行から逆転満塁サヨナラ本塁打。長嶋監督初Vの立役者となった。

 77年3月20日、練習中に柳田真宏の打球を左目に受け、視界が狭くなり、その年限りで引退。巨人でコーチを14年、2軍監督も3年、スカウト部長も務めた。

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