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【巨人記録室】群馬県出身投手のご当地勝利今までいなかった…前橋商卒の19年ドラ4が5年目で達成

スポーツ報知 / 2024年7月4日 6時0分

ヒーローインタビューで記念撮影する井上温大(カメラ・岩田 大補)

◆JERA セ・リーグ  巨人6―1中日(3日・前橋)

 巨人は前橋でのゲームに勝利。群馬県内での試合は通算28試合目で20勝8敗となり、この球場では7勝6敗。18年4月25日対中日戦以来の勝利で、勝ち越しとなった。

 巨人の先発は、前橋商出身の井上。地元凱旋登板となったが、これまで出身高校が群馬の巨人選手は登板がなく、ご当地選手では井上が初登板だった。内容も8回無失点で、これまで6月6日ロッテ戦の6回2/3が最長だったが、地元で意地を見せて更新した。

 この球場では、前橋育英高出身の高橋(西)が16、19年の2度投げているがともに敗戦投手。群馬出身投手がこの球場で勝利したのは、井上が初めてだった。

 群馬出身の巨人投手では、通算267登板で45勝を挙げた宮田征典(前橋高出)がいるが、現役時代の62~69年には、群馬県内で巨人のゲームがなく、故郷での勝利のチャンスがなかった。一方の井上はデビュー5年目で故郷に錦を飾った。(福山 智紀)

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