【広島】九里亜蓮、６回２失点…４・２１以降アーチなしの阪神・佐藤輝に右に左に痛恨の２被弾

６回２死、佐藤輝明（右）に勝ち越しとなる左越えソロ本塁打を浴びた広島先発・九里亜蓮（カメラ・渡辺　了文）

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　広島―阪神（３日・マツダスタジアム）

　広島の九里亜蓮投手が、６回２失点で１点リードを許して降板した。

　２回１死、佐藤輝に右翼席に運ばれた。５回は２死一、三塁のピンチを切り抜けたが、打線が同点に追い付いた直後の６回に踏ん張れなかった。２死無走者から、再び佐藤輝に今度は左翼席に運ばれた。４月２１日を最後に本塁打を放っていなかった打者に痛恨の２被弾を食らった。

　自身初の開幕投手から４連敗の後、４連勝。６月は３戦３勝で防御率０・３９と抜群の安定感を誇っていたが、７月初登板を白星で飾ることはできなかった。