バスケ男子 ５、７日韓国戦後にパリ五輪代表１２人決定 ホーバス監督「ラストチャンス」 八村出場可否は「まだ分からない」

トム・ホーバス監督

　パリ五輪に出場するバスケットボール男子日本代表は、５、７日に東京・有明アリーナで韓国と強化試合を行う。この２試合が本番前、国内最後の実戦となる。

　男子の候補選手は現在１６人。この２試合後に、五輪代表１２人が決定する。トム・ホーバス監督は３日、同会場で取材に応じ「ラストチャンス。この２ゲームが勝負とみんな分かっている。雰囲気が良く、サバイバルがすごい（激しい）。４人くらいがフィフティーフィフティー（可能性が半々）」と悩める現状を明かした。

　６月下旬から合流した渡辺雄太は左ふくらはぎ肉離れで韓国戦を欠場も「（状態は）良くなった。僕はもう大丈夫だと思う」と指揮官。ＮＢＡレイカーズの八村塁の韓国戦出場については「まだ分からない」とした。“ホーバスジャパン”初合流の八村だが、練習でも「彼は早くうちのバスケを（理解しようと）勉強したいから、いろいろ質問してくる。本当にいい。彼のエネルギーがいい」と語った。

　▽パリ五輪代表候補

【ＰＧ】富樫勇樹（千葉Ｊ）、佐々木隆成（三遠）、河村勇輝（横浜ＢＣ）、テーブス海（Ａ東京）

【ＳＧ】比江島慎（宇都宮）、富永啓生（ネブラスカ大卒）

【ＳＦ】渡辺雄太（昨季グリズリーズ）、馬場雄大（昨季長崎）、吉井裕鷹（三遠）、金近廉（千葉Ｊ）、ジェイコブス晶（ハワイ大）

【ＰＦ】八村塁（レイカーズ）、井上宗一郎（越谷）

【ＰＦ・Ｃ】ジョシュ・ホーキンソン（ＳＲ渋谷）、

【Ｃ】川真田紘也（長崎）、渡辺飛勇（昨季琉球）