【広島】難敵左腕の攻略失敗で今季４度目３連敗…大竹耕太郎に昨季から８連敗＆阪神戦４連敗

６回を終え、投手交代を告げる新井貴浩監督（カメラ・渡辺　了文）

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　広島１―２阪神（３日・マツダスタジアム）

　広島は、打線が元気なく今季４度目の３連敗を喫した。阪神戦は４連敗で、今季２度目の２カード連続負け越しとなった。

　昨季から１０度目の対戦となった大竹に対し、この日も攻略に失敗した。７０キロ台の変化球も織り交ぜながら７０キロ差の緩急に翻弄された。１点を追う５回に敵失で２死二塁となり、矢野の適時三塁打で同点に追いついたが、奪ったのは、この１点だけ。７回２安打１失点（自責０）の好投を許し、対大竹は８連敗となった。

　先発・九里は、４月２１日を最後に本塁打を放っていなかった打者の２被弾に沈んだ。２回１死から佐藤輝に右翼席に先制ソロを運ばれた。同点となった直後の６回は２死無走者から、再び佐藤輝に今度は左翼席に決勝ソロ。６回２失点で５敗目。自身初の開幕投手から４連敗したが、その後は４連勝で６月は３戦３勝、防御率０・３９と抜群の安定感を誇っていたが、７月初登板を白星で飾ることはできなかった。