「ワクワクを皆さんと共有したい」伊原六花が万博スペシャルサポーター就任…地元大阪開催の大役に喜び

公式キャラクター・ミャクミャクとの共演も楽しみな伊原六花（カメラ・越川　亘）

　女優の伊原六花（りっか、２５）が来年４月１３日に開幕する大阪・関西万博のスペシャルサポーターに就任したことが３日、分かった。伊原はスポーツ報知の取材に応じ、万博への思いなどを語った。

　待望の大仕事に自然と背筋が伸びる。自身初となる「スペシャルサポーター」の肩書。それも、地元・大阪で開催される万博とあって「万博が決まった時からどういう形でも何か関われたら良いねってマネジャーさんたちと話していた。就任のお話を聞いた時はめちゃくちゃうれしかったです」と声を弾ませた。

　高校卒業まで大阪で暮らしていたことから「太陽の塔を見に行ってたりしてました」と万博は身近な存在。大阪府立登美丘高で鍛えた自身の武器・ダンスにおいても「博覧会をテーマに踊ったことがあって、その時に万博のことも調べていました」と強い縁を感じている。

　さらに「以前から万博のシールやトートバッグを持っていました」とニヤリ。１９７０年に行われた前回の大阪万博の話を、当時小学生だった両親から聞いたことがあるといい、「『みんなが活気づいていた』と言ってました。どういう世界が広がってるんだろうって思いますし、未来にワクワクが持てるような空間が広がってるんじゃないかなと楽しみにしています」と目を輝かせた。

　開幕まで残り約９か月。仕事で定期的に帰阪しており、「友達と話してても、万博の話になることがどんどん増えてきています」と強まる万博熱を肌で体感している。今後、全国に盛り上がりを広げるため、イベント出席などさまざまな広報活動を予定しており「開催地は大阪ですけど、大阪じゃない方も行ってみようと思えるきっかけになる活動ができたら。ワクワクを皆さんと共有したいです」と強い決意をにじませた。（松下　大樹）

　◆伊原　六花（いはら・りっか）１９９９年６月２日、大阪府出身。２５歳。２０１５年、大阪・登美丘高に入学しダンス部に所属。１７年に「バブリーダンス」がブレイク。１８年から女優として活動し、同年７月、ＴＢＳ系「チア☆ダン」でドラマデビュー。ほか、ＮＨＫ「なつぞら」「ブギウギ」などに出演。身長１６０センチ。