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【中日】涌井秀章が途中降板 立浪監督は「熱中症気味になった」

スポーツ報知 / 2024年7月3日 22時44分

5回、マウンドで水を飲む涌井秀章(中)(カメラ・宮崎 亮太)

◆JERAセ・リーグ 巨人6―1中日(3日・前橋)

 中日の先発・涌井秀章投手は、5回途中を75球、4安打4失点で自身5連敗を喫した。5回1死三塁としたところで、マウンドに向かった大塚投手コーチとベンチに下がると、そのまま降板。試合後、立浪監督は「熱中症気味になった。時間を置けば、大丈夫だと思う」と説明した。

 制球の良いベテランが初回からボール先行の投球となった。走者を出しながらもゼロを並べていたが、3回2死一、三塁。ヘルナンデスに146キロ直球を左翼席へ運ばれる5号3ランを許した。「一気に3点はチームも厳しい。もっと余裕を持って(勝負して)いけたらよかった」と悔いた。

 打線は、チャンスをつくりながらも好機で一打が出ず、得点は9回の1点のみで、連勝が止まった。立浪監督は「(相手先発の井上は)立ち上がりが不安だったけど、その後は、力のある球を投げていた。(3回の)3点が厳しかった」と振り返った。

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