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ボーイズリーグ 旭川大雪が4年ぶり優勝に王手…初回に水口叶夢、高本浬が2者連続ランニング本塁打

スポーツ報知 / 2024年7月4日 11時2分

1回先頭でランニング本塁打を放った旭川大雪・水口

◆ボーイズリーグ◇第10回支部長杯北海道ガス大会 ▽準決勝 旭川道北ボーイズ 0-10 旭川大雪ボーイズ=4回コールド=(6月29~30日、夕張サングリンスタジアムほか)

 旭川大雪ボーイズが準決勝で旭川道北ボーイズに快勝し、決勝進出を決めた。初回に水口叶夢、高本浬(ともに3年)が2者連続ランニング本塁打を放つなど10―0で4回コールド勝ち。4年ぶり優勝に王手をかけた。北海道選手権覇者の札幌豊平ボーイズも、とかち道東ボーイズ、札幌手稲ボーイズに連勝して連覇へ前進した。

 電光石火の得点劇だ。旭川対決となった準決勝。試合開始と同時に、旭川大雪の1番・水口が初球を右中間に打ち返し、一気にダイヤモンドを駆け抜けた。「高めに甘い球が来たので。守備がもたついていたから3つ目(三塁ベース)も回っていこうと」。瞬時の判断で先頭ランニング本塁打を生み出した。

 その余韻が残る中で、今度は2番・高本だ。フルカウントからの直球を水口と同じ方向へはじき返し、「外野を越えた瞬間に行けると思った」と驚き2倍の2者連続ランニング弾。勢いに乗った打線は、この回14人を送る猛攻で大量9点を奪い、4回コールドへつなげた。

 前週の北海道選手権決勝で札幌豊平に敗れ、春に続く全国大会への道が閉ざされた。失望からの再出発。3年生全員で話し合いを行い、「これからの目標」を話し合った。結論は、3年生の残り3大会全制覇。最後の関東大会(8月10日から埼玉など)では西大條敏志監督を胴上げして終えることを目標に定めた。

 けん引するのは、今季ほとんどの試合で出塁し、得点の原動力となってきた快足コンビだ。13日の決勝は、またも札幌豊平との顔合わせ。道選手権での高本は4打数無安打、自身の失策も大きく響き「心が折れた」というが、「ここでリベンジしなければ」と気合を入れ直す。「モチベーションがまた上がってきた」と主将・水口の言葉にも力が戻ってきた。(石井 睦)

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