町田ボーイズ、中原大貴の逆転満塁弾で決勝進出 ３年ぶり全国へあと１勝

３回、逆転満塁本塁打を放ち、雄たけびを上げる町田・中原

◆第５５回日本少年野球選手権大会　東京都西支部予選　▽準決勝　町田ボーイズ５―４西多摩ボーイズ（６月３０日・西武台高グラウンド）

　夏の全国大会・第５５回選手権大会（８月２～７日、大阪シティ信用金庫スタジアムほか）の支部予選が各地で行われた。東京西では準決勝が行われ、東京ヴェルディボーイズ、町田ボーイズが決勝に進出した。

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　町田は７番・捕手の中原大貴（３年）の逆転満塁本塁打で競り勝った。

　２点を追う３回２死満塁から左越え本塁打。古屋和之監督（４９）が「当たれば飛ぶ」と言う打棒が光った。豪打に気をよくしたのかリードもさえた。２番手・中市雄信（３年）の「（元巨人の）桑田さんを参考にした」という縦に割れるカーブを有効に使い相手を翻弄。

　主将の玉居子多聞（３年）が最後を締めた。３年ぶり５度目出場へ指揮官は「我々は全力でぶつかるだけ」と気負いはない。