1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

宮城仙北ボーイズ、ジャイアンツカップ予選で初戦敗退 最速139キロ右腕・菅原は夏の全国大会での活躍誓う

スポーツ報知 / 2024年7月7日 10時0分

気迫の投球で3回を零封した宮城仙北・菅原

◆第18回全日本中学野球選手権大会 南東北予選 ▽準々決勝 酒田リトルシニア7―3宮城仙北ボーイズ(6月29日、福島・みちのく鹿島球場)

 第18回全日本中学野球選手権大会(ジャイアンツカップ)の東北地方の予選が行われた。ボーイズ勢は4チームが参加。選手権大会出場が決まっている宮城仙北ボーイズは序盤の失点が響き初戦敗退。仙台泉ボーイズ、寒河江ボーイズ、山形東部ボーイズも初戦敗退を喫した。

  ※  ※  ※

 ジャイアンツカップ出場を目指していた宮城仙北が初戦で敗れ去った。

 志願して先発した主将の左腕・高橋が初回に2点を許した。「自分がいいピッチングをして流れをつかまないといけなかった」と反省しきり。その後、リリーフ陣も打ち込まれ4回には3安打を集められて4失点。コールド負けも覚悟する展開も5回から登板したエース・菅原が意地を見せた。

 春に腰を痛め「回復具合はまだ8割程度」と言うものの、最速139キロを誇る右腕が自慢の直球を武器に3回3奪三振で零封した。

 エースの踏ん張りに打線も応えた。5回、2つの四死球などで1死一、三塁の好機を作りパスボールで1点。7回には星の右中間を破る三塁打を足がかりに代打・佐々木の中犠飛で1点を返した。しかし、反撃もここまで。前半の失点が最後まで重くのしかかった。

 試合終了後のミーティングを終えたナインは選手権に向けて気持ちを切り替えた。1番・捕手でチームを引っ張る鈴木大が、8月に行われる世界少年野球大会(ハワイ)の代表選手に選ばれており選手権大会には出場できない。鈴木大は「心残りはあるが、みんなにすべて任せます。ハワイには行きますが気持ちはみんなと一緒です。あっちから応援しています」とエールを送った。菅原は「自分たちで(鈴木)ダイトの穴は埋めます。目標は全国制覇です」と19年の東北勢最高の4強超えを高らかに宣言した。

【宮城仙北ボーイズ・登録メンバー】※は主将

 ▽3年生 ※高橋一球、山田悠月、菅原駿、鈴木大登、宮野大河、西田悠隼、星遥希、山下怜歩、千葉晴翔、安田篤人、吉野諒、遊佐心翔、早川空臣、神野煌世、山崎旬也、鈴木蒼翔、佐々木翼、阿部凌久士、平大地、阿部琉生

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください