キンプリ永瀬廉、アニメ映画「ふれる。」で声優初主演…１０月４日公開「今だからこそ見ていただきたい」

「ふれる。」への思いを明かした永瀬廉（左から３人目）ら

　Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅの永瀬廉（２５）、坂東龍汰（２７）、前田拳太郎（２４）が、１０月４日公開のアニメ映画「ふれる。」（長井龍雪監督）で声優としてトリプル主演を務めることが４日、分かった。

　同じ島で育った幼なじみの３人が、不思議な生き物「ふれる」のテレパシーにも似た謎の力で、お互いに触れ合えば言葉を発さなくても思いが伝わるように。そんな３人と「ふれる」が東京で共同生活を行うストーリー。

　キャラクターに合う人選を熱望した長井監督ら製作陣が、オーディションを敢行。言葉でのコミュニケーションが苦手な少年・秋を演じる永瀬は「様々な方々がオーディションを受けられている中で、自分がチャンスをつかみ取れたこと、『秋』を演じさせていただけることが、めちゃめちゃ嬉（うれ）しかった」と大喜び。「映画ドラえもん　のび太と空の理想郷」（２３年）以来２度目の声優で、主演の声は初挑戦。「コミュニケーションの大切さ、日常生活での人とのつながりを考えさせられるような作品。年齢、世代問わず今だからこそ見ていただきたい」と語りかけた。

　秋の幼なじみを演じる坂東は「声の仕事は初めてで、楽しみな気持ちと『自分に務まるのかな』と不安な気持ちもありました」としつつ「人とのつながり方や関係について考えさせられる物語」とコメント。前田も「アフレコ中も笑ったり、皆で力を合わせて頑張った作品。たくさんの方に見ていただけたら」と呼びかけた。

　ＹＯＡＳＯＢＩ主題歌　〇…主題歌は、ＹＯＡＳＯＢＩが書き下ろした新曲「モノトーン」に決定。ＹＯＡＳＯＢＩは「作品を通して感じた“人と人との関係性”と、自分自身が生きていく上で感じている孤独や誰かを想（おも）う気持ちと向き合いながら制作しました」と振り返った。アニメ映画初タイアップとなる楽曲に、「世の中は日々発展して、様々なツールでコミュニケーションが取りやすい環境だからこそ、それ故に感じる孤独と上手く向き合うことが大切だと感じているので、そういった想いも込めています」と説明した。