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【ヤクルト】序盤の拙攻響き完封負け 高津臣吾監督「対策通りにはいかなかった」

スポーツ報知 / 2024年7月4日 21時47分

ベンチで考え込む高津臣吾監督(カメラ・清水 武)

◆JERAセ・リーグ DeNA3―0ヤクルト(4日・横浜)

 ヤクルトは序盤の拙攻で流れに乗れなかった。打線も平良を打ち崩せず完封負けでカード勝ち越しを逃した。高津臣吾監督は「ミーティング通りにはいかなかったですね。来る球はミーティング通りでしたけど。対策は練っていたが、対策通りにはいかなかったというところ」と振り返った。

 相手の好守にも阻まれたが、チグハグな攻撃が続いた。0―0の2回先頭の村上が左前打を放つと、一気に二塁を狙って頭から滑り込んだが、間一髪でタッチアウトとなった。

 続くサンタナが左前打で出塁すると、長岡の3球目にエンドランを仕掛けるも、長岡が空振りし、結果的にサンタナが走塁死。チャンス拡大に失敗した指揮官は「エンドランで空振りされたらああなりますね」と嘆いた。

 0―1の3回には1死一塁からヤフーレが犠打を試みるも、投ゴロ併殺に倒れた。さらに4回先頭の西川が左翼線沿いに落ちる安打で二塁を狙うもまたしても二塁でタッチアウト。2回の村上の走塁の“再現”のような形で憤死した。

 投手陣はヤフーレが6回2失点と粘ったが、打線は平良の前に得点できなかった。8戦連続で白星がつかない助っ人右腕は5日に出場選手登録が抹消されることが決まった。

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