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最終戦はエスコンが舞台「選手が人生を切り拓いていく場所に」全国の高3野球選手が参加「LIGAサマーキャンプ」北海道で開催

スポーツ報知 / 2024年7月4日 22時43分

登壇した主催者の一般社団法人Japan Baseball Innovation代表理事・阪長友仁氏(カメラ・加藤弘士)

 夏の甲子園大会に出場しなかった高校3年生の野球選手を対象に8月、北海道で行われるリーグ戦「LIGAサマーキャンプ」のコンセプトミーティングが4日、東京・内幸町で行われ、主催者の一般社団法人Japan Baseball Innovation代表理事・阪長友仁氏が現状を説明するとともに、メディア関係者と意見交換を行った。

 試合は北海道・栗山町を中心に8月9日から17日まで行われる。最終戦は日本ハムの本拠地で夢の新球場・エスコンフィールド北海道が舞台となることも決まった。4チームによるリーグ戦が展開され、最終的に約60~80名の高校3年生が集う見通しだ。

 8月の北海道でキャンプを張る全国の強豪大学も多いため、関係者が視察に訪れ、進路決定につながる可能性もあるという。すでに全国の多くの高3生がエントリーしており、「もっとレベルアップしたい」「8月も真剣勝負をしたい」といった志望動機が寄せられている。投手、二塁手、三塁手、遊撃手を中心に現在も参加者を募集中だ。

 元ロッテ投手で現在、JFE東日本の投手コーチを務める荻野忠寛氏も指導に訪れる予定。「少しでも選手の力になれるように頑張りたい」と意気込んだ。

 阪長氏は「なぜ3年間、野球部に所属して、1試合も公式戦に出られない選手がいるのか。なぜ勝ち残る選手だけが、試合を続けられるのか」と現行の“負けたら終わり”のトーナメント制に対する違和感を吐露。

 「99%の高校3年生にとって、8月に実戦の場がない。野球をプレーする選手が、自分の輝ける場所を見つけられるようにしたい。『負けたら引退』『高校野球はトーナメント』という“思い込み”や固定観念を打破していきたい。参加した選手が自分の人生を切り拓いていく場所になれれば」と開催の意義を語った。(加藤 弘士)

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