【オリックス】紅林弘太郎と太田椋の３、５番コンビが球宴熱望 ８日発表の監督選抜を目指し、アピール続ける

紅林弘太郎（左）と太田椋

　オリックスの３、５番コンビが４日、球宴出場を熱望した。紅林弘太郎内野手（２２）は、初出場した昨季に続き、８日発表の監督選抜を目指し、「いいアピールをして、出られるように頑張りたい」。全パを率いる自軍の中嶋監督を意識した。

　昨年は同じ遊撃手の源田（西武）に弟子入りし、守備について知識を蓄えた。「本当に夢の舞台だし、一つの目標でもあるので」と侍ジャパン入りにもつなげた特別な場所。ファン投票は「師匠」に次ぐ２位で「それが周りの方の評価です」と謙虚に受け止めた。

　紅林と二遊間を組む６年目の太田椋内野手（２３）も、「出てみたい気持ちは、もちろんあります」と初出場へ意欲。規定打席不足ではあるが、チームトップの２８打点を挙げている。５月３０日の広島戦（マツダ）から、ほぼ３番と５番でチームを引っ張る２人。オリックスの「顔」となる。（長田　亨）