大谷翔平３打席連続三振の無安打で打率トップから陥落「１冠」に ダルビッシュ＆松井の同僚がトップに

◆米大リーグ　ドジャース３―９ダイヤモンドバックス（４日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（２９）が４日（日本時間５日）、本拠地・ダイヤモンドバックス戦に「１番・指名打者」でスタメン出場し、３打席連続三振を喫するなど３打数無安打、１四球だった。チームは投打がかみ合わず同地区のダイヤモンドバックスに２連敗を喫した。

　初回先頭の１打席目こそ四球を選んで出塁し、今季１７個目の盗塁で日本人単独２位に浮上するメジャー通算１０３個目の盗塁となる三盗を成功させたが、２打席目からは３打席連続三振。１試合３三振は３試合ぶりで今季５度目だったが、本拠地では初めて。３打席連続三振は４月３０日以来、約２か月ぶりの今季２度目だった。７月５日が誕生日の大谷。現地時間ではホロ苦い２０代最後の夜となり、日本時間ではまさかの３０代幕開けとなった。

　試合前に３割１分９厘でリーグトップだった打率は、３割１分６厘に降下。ダルビッシュ有投手、松井裕樹投手が所属するパドレスのプロファーが３打数２安打で３割１分７厘に上げて、大谷を抜いてトップに立った。

　大谷は２７本塁打はいまだリーグ単独トップだが、打率３割１分６厘は２位、６４打点は６差の３位となった。