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藤井聡太七冠の“永世二冠”かかる王位戦あす6日開幕 「強くなりたいとは普段から思ってる」

スポーツ報知 / 2024年7月5日 16時55分

6日から王位戦七番勝負に臨む藤井聡太王位(右)と渡辺明九段

 将棋の藤井聡太王位=竜王、名人、王座、棋王、王将、棋聖=が渡辺明九段の挑戦を受ける第65期王位戦七番勝負が6、7日、名古屋市「徳川園」で指される。両者は5日、対局場の検分を行い、前日会見に臨んだ。

 ”永世二冠“か、タイトルホルダー返り咲きか。気温35度を超える猛暑の名古屋で戦いの準備が整った。

 藤井は1日の棋聖戦で史上最年少で永世称号を獲得。この王位戦シリーズを制すれば、連続5期獲得となり、はやくも永世二冠となる。

 藤井は「自分にとっては永世称号がかかるシリーズになるということで、これまでの4年間の経験をいかしながら全力を尽くして戦っていきたい」と気を引き締めた。

 相手はこれまで5度タイトルを戦ってきた渡辺。23年6月の名人戦で藤井が7つめのタイトル「名人」を渡辺から奪取し、七冠に。渡辺は19年ぶりに無冠になった。

 約1年ぶりのタイトル戦となった渡辺は「自分で思っていたよりも早くタイトル戦の舞台に戻ってこられた」としつつ、「ずっとタイトル戦に出ていた時はタイトル戦の舞台にちょっと慣れてしまっていたところもあった。出るのが当たり前みたいなところもちょっとあった。今タイトルがなくなってからはもう次いつ出られるか分からないところ。この機会をすごい大事に指したいなという思いは以前より強い」と胸の内を明かした。

 第1局の終局は七夕の夜になる見込み。短冊に願い事を書くとしたら?藤井は「この10年は願い事を書いてない気がする。強くなりたいというのは普段から思っていることですが、ただそれはお願いするより自分で取り組むことなのかなと思っているので…願い事はたぶんないかな」と笑い、渡辺も「正直あんまりないのですが、強いて言えば今足をけがしていて。休みが4週間ぐらい欲しいなってことぐらい」と笑った。両者穏やかな表情だった。(瀬戸 花音)

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