自転車・梶原悠未「地球一周の約４万キロをこいできた」…パリ五輪金メダルへ壮行会で決意

結団式で紹介を受ける女子自転車トラック代表の梶原悠未（カメラ・今成　良輔）

　パリ五輪の自転車トラック種目中距離女子代表の梶原悠未（ＴＥＡＭ　Ｙｕｍｉ）が５日、都内で開かれた日本選手団の結団式、壮行会に出席した。一般の子供たち約６０００人に客席からエールを受け、「熱い応援をいただき、本当にありがとうございます。とっても感動しました」と感謝を口にした。

　２１年東京五輪では一日に４種目を行うオムニアムに出場し、五輪の自転車競技で日本女子初となる銀メダルをつかんだ。東京大会後は持ち味のスピードに加え、持久力を強化するため、拠点の静岡県内で一日５時間にわたるハードなロードトレーニングを行ってきた。

　２大会連続出場のパリ大会では、女子オムニアムで頂点が目標だ。「この３年間は、自転車で地球を一周する（距離）ぐらいの約４万キロをこぐトレーニングを積んできました。金メダルを獲得できるように、パリに行ってからも（スキマスイッチの）全力少年を聴いて頑張ります」と、勝負の舞台へ決意した。