【巨人】村田真一氏が称賛 エース戸郷翔征を助けた相棒・岸田行倫の大きなチーム打撃

１回２死二、三塁、２点適時打を放った岸田行倫（カメラ・清水　武）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　ヤクルト３―１０巨人（５日・神宮）

　巨人が初回に４点を奪うなど大量１０点を奪ってヤクルトに大勝した。２ケタ得点は４日のロッテ戦（東京Ｄ）で１８点を奪って以来。岸田行倫捕手が３安打６打点と大爆発し、エース戸郷翔征投手を援護した。

　スポーツ報知評論家の村田真一氏はリードを４点に広げた初回の２点タイムリーはもちろん、３回の中犠飛を高く評価。「１点取られた直後やったからね。すぐにまた４点差にできたのは大きかったよ。これで試合が落ち着いた。高めの一番、犠牲フライを打ちやすい球を逆らわずにセンターに打ち返した。地味やけど、本当にいい仕事よ」。９回には内角低めをすくい上げ左翼席に放り込む技ありの３ランも放った。今季の開幕当初は大城や小林との併用が続いていたが、今では最多の３８試合で先発マスクをかぶっている岸田。この勢いでレギュラー定着を目指す。