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最多23得点の河村勇輝「あってはならない試合をしてしまった」格下・韓国に敗れ、強化試合3戦連続白星なし

スポーツ報知 / 2024年7月5日 22時33分

河村勇輝

 ◆バスケットボール男子 ▽強化試合 日本84―85韓国(5日、東京・有明アリーナ)

 パリ五輪に出場する世界ランク26位の日本は、同50位の韓国と対戦し、84―85で敗れた。日本は6月下旬のオーストラリア代表との2連戦に続き、強化試合で3戦連続白星なしとなった。

 日本は前半、リバウンドを韓国に9本上回られ、苦しむ。フィールドゴールの成功率も韓国が51・4%に対し、日本は34・3%と低調。35―46で折り返した。

 後半もリードは広がる一方。日本は要所でのターンオーバーも目立った。第3クオーター(Q)終了時点で52―72の20点差。 最終第4Qは強度の高い守備から流れを作り、残り48秒には河村のフリースローで同点とした。残り37秒に再び河村が2本のフリースローを決めて勝ち越し。劇的大逆転勝利も見えたが、その後韓国に得点を決められ、最後は残り0・9秒に韓国にフリースローを決められて敗れた。

 この日、日本の3点シュート成功率は31・4%(35本中11本)と低調。また、五輪に出場しない若手中心の韓国に対し、リバウンド数は3本差で負けた。 最多23得点を挙げた河村勇輝(横浜BC)は、試合後の会見で「入りから相手の方がエネルギーがすごくて、相手の方が自分たち(日本)のしたいことをしてきた。後手後手になってしまった。あってはならない状況。あってはならない試合をしてしまった。この試合から学ばないと無駄になってしまう」と語った。

 この日、6月下旬に合流したNBAレイカーズの八村塁はコンディション調整のため、昨季NBAグリズリーズでプレーした渡辺雄太は、左ふくらはぎ肉離れのため欠場。2人はベンチ横に並んで座り、試合を観戦した。

 男子代表候補は現在16人。トム・ホーバス監督は、韓国との2戦を終えて、五輪代表12人を決める。

 ▽5日の日本代表メンバー

【PG】富樫勇樹(千葉J)、河村勇輝(横浜BC)、テーブス海(A東京)

【SG】比江島慎(宇都宮)、富永啓生(ネブラスカ大卒)

【SF】馬場雄大(昨季長崎)、吉井裕鷹(三遠)、ジェイコブス晶(ハワイ大)

【PF】井上宗一郎(越谷)

【PF・C】ジョシュ・ホーキンソン(SR渋谷)、

【C】川真田紘也(長崎)、渡辺飛勇(昨季琉球)

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