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【DeNA】新旧主将の活躍で首位・広島とゲーム差1 三浦大輔監督「チームの期待に応えてくれたバッティングだった」

スポーツ報知 / 2024年7月5日 23時17分

ローワン・ウィック(右)を迎える三浦大輔監督(カメラ・朝田 秀司)

◆JERA セ・リーグ 阪神1―2DeNA=延長10回=(5日・甲子園)

 DeNAは新旧主将の活躍で阪神に勝利し、貯金4。首位・広島にゲーム差1に迫った。

 試合を決めたのは前主将のバットだった。延長10回1死三塁。佐野が阪神・石井の投じた132キロの変化球に食らいついた。打球は前進守備の二遊間をしぶとく破り、中前適時打となった。「打席に立つ前に震えながら、『絶対自分が決めるんだ』『決めてやる』という強い気持ちで打席に立ちました。いいところに抜けてくれてよかった」と胸を張った。

 両軍無得点の3回2死三塁では牧が左翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち、先制に成功。新主将は延長10回無死二塁の打席でも10球粘った末に二ゴロで走者を進める気迫を見せた。前主将の佐野は「ネクストで1番近いとこから牧の打席を見ていた。牧の気迫ってものがすごい伝わりましたし、シチュエーションを作ってくれて僕も楽に出席に立つことができた」と感謝。自身も5戦連続安打と2戦連続のマルチでチームをけん引した。

 三浦大輔監督は「オースティンが出て、走って。牧が食らいついて、走者を進めて佐野に回しましたからね。チームの期待に応えてくれた佐野のバッティングだった」とねぎらいの言葉をかけた。首位とのゲーム差が縮まったことについては「まだまだこの時期ですから。また明日、全員で集中して戦っていきます」と前を向いた。

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