大谷翔平３０歳の誕生日にバースデー本塁打なるか ブルワーズとの地区首位対決「１番ＤＨ」スタメン

ドジャース・大谷翔平

◆米大リーグ　ドジャース―ブルワーズ（５日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が５日（日本時間６日午前１１時１０分開始予定）、本拠地・ブルワーズ戦のスタメンに「１番・指名打者」で名を連ねた。３０歳の誕生日を迎える日に、自ら“祝砲”となる３試合ぶりの２８号本塁打に期待がかかる。

　７月初戦だった２日（同３日）の本拠地・ダイヤモンドバックス戦で２７号２ランを放った大谷だったが、その後２試合は本塁打なし。２０代ラストゲームだった前日４日（同５日）は、２打席目から約２か月ぶりで今季２度目となる３打席連続三振を喫するなど、３打数無安打１四球で快音が響かなかった。

　ナ・リーグ中地区で首位を走るブルワーズの先発は、アーロン・シバーレ投手（２９）。レイズからトレードで加入した右腕で、移籍後初登板となる。インディアンズ（現ガーディアンズ）に所属していた２１年に１２勝を挙げた実績があり、今季はレイズで１７試合に登板して２勝６敗、防御率５・０７だった。大谷は２１年に対戦して３打数１安打。３年ぶりの対戦となる。

　大谷は前日４日（同５日）終了時点で２７本塁打を放ってリーグトップ。打率３割１分６厘も１厘差の２位で、６４打点も６差の３位と三冠王も視界に捉えている。７月５日は３０歳の誕生日。新たな領域に足を踏み入れるが、“バースデーアーチ”で華々しい幕開けが期待される。これまで現地時間７月５日は、１７打数２安打の打率１割１分８厘、１本塁打と２年連続無安打であまり結果は出ていない。日本時代は２０歳の誕生日だった１４年に２本塁打を放つなど、１２打数５安打の打率４割１分７厘で２本塁打、６打点。３０歳の大谷はどのようなバッティングを見せるか目が離せない。

　前日４日（同５日）終了時点で大谷はチーム８８試合中８５試合に出場し、３３５打数１０６安打（リーグ２位）の打率３割１分６厘（同２位）、２７本塁打（同１位）、６４打点（同３位）、７０得点（同１位）、長打率６割３分６厘（同１位）、ＯＰＳ１・０３５（同１位）をマークしている。

　◆メジャーでの大谷の誕生日（現地時間７月５日）のこれまでの成績

　▽１８年　１打数無安打

　▽１９年　４打数１安打１打点（１本塁打）

　▽２０年　試合なし

　▽２１年　５打数１安打

　▽２２年　３打数無安打

　▽２３年　４打数無安打