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【高校野球】札幌大谷2年ぶり甲子園へ増田智紀主将が経験でけん引…全国高校野球選手権南北海道大会の組み合わせ決定

スポーツ報知 / 2024年7月6日 8時13分

校名を指さす札幌大谷・増田主将(カメラ・島山 知房)

 第106回全国高校野球選手権南北北海道大会の組み合わせ抽選会が5日、行われた。22年以来2年ぶりの夏の甲子園出場を目指す南北海道の札幌大谷は、前回出場時もレギュラーだった増田智紀主将(3年)が攻守でチームをけん引する。

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 札幌大谷・増田の表情がより一層引き締まった。1回戦の相手は、優勝した2年前の決勝で対戦した知内。勝ち進んでも複数の優勝候補が待ち受けるブロックに入り、「難しい戦いになってくる。守備からリズムをつくって戦いたい」と意気込んだ。

 22年夏は1年生ながらレギュラーの座をつかみ、1回戦・二松学舎大付(東東京)戦(2●3)に9番・二塁でスタメン出場。2打数2安打で爪痕を残したが、「緊張もあったし、プレーに集中していた。今は記憶の面ではあまり覚えていない」。高校入学から約4か月後にプレーした甲子園。周囲についていくだけで必死だった。

 あの夏から2年。最速147キロ右腕・菊地大一(3年)の負担を考慮して春季大会終了後に主将に就任した背番号6は、攻守の要としてチームを支える存在になった。金属から木製バットに切り替えた今夏地区予選は3番・遊撃手で2戦5安打をマークし、うち4本が長打。堅実な守備力だけでなく「金属よりも打球の飛距離、スピードが上がっている」と、打撃でも確かな成長を実感している。

 地区予選は2戦連続コールド勝ちで、2年ぶりの南大会進出。コンディション不良のため春は出遅れたエースの菊地が復活し、チーム状態は上昇中だ。「負けたら終わりという違う緊張感はある。前回は先輩たちに連れて行ってもらったので、次は自分が連れて行く」。ベンチ入りメンバーでただ一人、甲子園を知る男が聖地へ導く。

(島山 知房)

 〇…北海は大会連覇、そして61年ぶりの道大会5季連続優勝を目指し、1回戦で札幌光星と対戦する。全国2勝を挙げた昨夏から主力が多く残る野手は経験豊富で、投手も今春のセンバツ出場時に主戦だった松田収司投手(2年)が復帰。万全の体制が整いつつある。同校が1963年に達成している過去最多タイの偉業に向け、金沢光流主将(3年)は「5季目は3年生の力で勝つ。いい形で連覇を達成したい」と気合を入れた。

 〇…自らくじを引き当て、野球人生初の選手宣誓が決まった函館大有斗の能戸優雅主将(3年)は「正直びっくりしている」と驚きの表情を浮かべながらも、「文を作るのが得意な人にアドバイスをもらって、それプラス集大成の気持ちも入れたい。16チームの選手たちの思いを乗せて宣誓したい」と力を込めた。11日の開会式で大役を務めた後、同日の第3試合で苫小牧中央との初戦に臨む。

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