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【高校野球】東北学院21年夏以来の甲子園へ…3年前スタンドで応援したエース・赤間洸太投手「自分たちの代でまたここに来たい」

スポーツ報知 / 2024年7月6日 8時57分

柱となるエース・赤間(カメラ・秋元 萌佳)

 全国高校野球選手権(8月7日から17日間、甲子園)出場を目指す東北6県の注目校・注目選手を紹介する。東北6県の先陣を切って6日に開幕する宮城の東北学院では、21年夏に甲子園に初出場したチームに憧れて入学した3年生たちが最後の夏を迎える。スタンドで応援していたエース・赤間洸太投手(3年)を中心に、一戦必勝で2度目の聖地を目指して戦う。

 憧れの場所へ再びたどり着く。文武両道の東北学院は、平日は7時間授業の日も多く、練習時間は2時間にも満たない。それでも21年には甲子園初出場で初勝利を挙げ、歴史の1ページを刻んだ。チームをけん引する平間悠雅主将(3年)は「全員が効率よく動いて一つになる意識で、やるべき事を徹底してきた」とまとまって夏に向けて練習を続けてきた。

 現3年生は、甲子園出場したチームに憧れて入ってきた選手が大多数だ。1年からベンチ入りし、昨年もエースナンバーを背負った右腕・赤間は、当時東北学院中3年でスタンドで応援していた。初めて訪れた聖地に「プレーの質も高く、スタンドの盛り上がり方も違った」。肌で感じた聖地の景色に「こういう世界に自分も立ってみたい。とにかく刺激を受けた一戦で、自分たちの代でまたここに来たいと思った一戦でした」と憧れを抱いた。

 今春の県大会は2回戦で古川学園に3―6で敗れた。赤間は、2番手で登板して4回を投げ4失点し「余裕がなく、周りが見えずに自分のせいで負けた」と感情をあらわにしたことを反省。夏に向け「チームを勝たせる投手になる」と冷静さを大切にしてきた。冬場の下半身強化で増した制球力と最速143キロの直球の勢いに加え、鍛えた精神力でマウンドに立つつもりだ。

 7日の1回戦では角田と対戦する。「勝利の雰囲気をつくってこそエース。後悔しないようなプレーをしたら、おのずと結果はついてくる」と全力投球を誓った。

(秋元 萌佳)

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