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東北高で女子スケートボードストリートのパリ五輪代表・赤間凛音の壮行会

スポーツ報知 / 2024年7月6日 10時1分

日本代表のジャージーをまとう赤間(カメラ・山崎 賢人)

 パリ五輪の女子スケートボードストリート日本代表に選出された東北高の赤間凛音(りず、1年)が5日、仙台市内にある同校の泉キャンパスで壮行会に出席。スポーツコースの1~3年生約350人の前で「パリオリンピックでは金メダルを取って、東北高校に持って帰ってきたい」と活躍を誓った。

 3年越しに夢の舞台をつかみ取った。スケートボードが正式種目となった21年東京五輪では出場かなわずに、悔しさをバネに練習してきた。23年8月には骨盤と鎖骨を折り全治5~6か月の大けが。一時は五輪を諦めかけたが「けがをしたおかげで筋トレを毎日始めるようになった。足の内側の筋肉や体の使い方をトレーニングして、ジャンプ力も上がった」。大きいセクションにも対応できるようになり、けがの功名で試練を乗り越えてきた。

 東京五輪の金メダリストながらパリ五輪の出場権を逃し、SNSなどでよく連絡を取り合う西矢椛からは「頑張ってね」と声をかけてもらった。切磋琢磨(せっさたくま)してきたライバルや、スケートボードの未来を背負い、大会に挑む。「日本もですけど、宮城にスケートパークがあまりない。今の子や次の世代の子たちもいっぱいいるので、スケートボードをもっと盛り上げられるよう、金メダルを取りたい」と、大舞台で最高の結果を出す。

(山崎 賢人)

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