ブレーブス・オズナが復活の１２試合ぶり２２号 打点王争いトップタイ＆本塁打王争い２位タイ再浮上

◆米大リーグ　ブレーブス６―８フィリーズ（５日、米ジョージア州アトランタ＝トゥルイストパーク）

　ブレーブスのＤＨ、マルセル・オズナ（３３）が５日（日本時間６日）、本拠地フィリーズ戦に「５番・指名打者」で先発出場。１２試合ぶりとなる２２号３ランを放ち、本塁打王争いでリーグ２位タイに再浮上した。打点も６試合ぶり。リーグトップのボーム（フィリーズ）の目の前で７０打点に乗せ、１位タイとした。

　５点を追う８回２死一、二塁の第４打席だった。フ軍３番手・アルバラドの高めの９８・４マイル（約１５８・４キロ）シンカーを完璧に振り抜いた。打球速度１０７マイル（約１７２・２キロ）、打球角度２７度、飛距離４０７フィート（約１２４・１メートル）。右中間席に豪快なアーチが飛び込んだ。

　この日までの最近５試合で１８打数３安打の打率１割６分７厘、０本塁打、０打点と急失速。３冠王を狙える位置につけていたが、大谷（ドジャース）らに逆転を許して“０冠”となっていた。それでも、これで本塁打はトップの大谷と５本差。再び勢いに乗れば、最大のライバルとなり得る存在だ。