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【高校野球】帝京・西崎桔平主将が13年ぶりの聖地へ決意「チームが勝たないと意味がない」

スポーツ報知 / 2024年7月6日 14時29分

東西東京大会開会式で入場する東海大菅生、帝京の選手

 第106回全国高校野球選手権大会東西東京大会の開会式が6日、神宮球場で行われた。不参加だった13チーム(東・6、西・7)を除いた合計251チーム(東・127、西124)が参加。選手宣誓を務めた帝京の西崎桔平主将(3年)は「エールを送り続けてくれた全ての方々に、仲間とともに感謝の気持ち、熱き思いを、魂を込めて全力でプレーすることを誓います」と宣誓した。

 西崎は選手宣誓を終えると「めちゃめちゃ緊張しました」とほっとした様子を浮かべた。6月中旬から宣誓の言葉を考え始めると、親やチームメートの前で練習をした。「(両親には)1番は自信を持って堂々と言うっていうところ。自信を持ってハキハキと話せば、絶対に思いは伝わるからと」。宣誓は緊張であまり楽しめなかったと苦笑いだったが、親からの金言を胸に堂々とした宣誓を披露した。

 球児の気持ちを言葉に込めた。宣誓の中で気に入っているフレーズとして「1人の一歩より、全員の一歩」を挙げた。「踏み出して進んでいくっていうような思いから、この言葉を考えた。色々キーワードとか自分の中で候補はあったが、1番ふさわしい言葉はこれだなっていうのを自分の中で考えて(選んだ)」と主将としてチームを引っ張る西崎らしさが表現された言葉選びだった。

 西崎は最速143キロを誇りながら、高校通算8本塁打を放つ長打も魅力の二刀流。「ショートとしては打率は6割。ピッチャーとしても140キロ中盤を出して抑えられるようなピッチング」と個人の目標を掲げた。

 チームは2011年以来甲子園への切符をつかめていない。春季東京大会では、決勝で富浜琉心(りゅうしん)内野手(3年)のサヨナラ本塁打で東京を制覇するなど、甲子園出場の筆頭候補だ。「新チームが始まってから甲子園優勝っていうところを目標にしてやっている」と意気込んだが、「この7月は一戦必勝で。春優勝しましたけど、春と夏は全く別物。挑戦者の気持ちで挑んで、圧倒して勝てるようにやっていきたい」と引き締めることも忘れなかった。「キャプテンとしてチームをまとめる。チームが勝たないと意味がない。そういう思いでこの7月はやっていきたい」。13年ぶりの聖地へ向けて“帝京魂”を燃やす。

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