いしのようこ、志村けんさんの金言明かす「私はまだ２０歳くらいの時で、何言ってんだって思っていたけど…」

いしのようこ

　女優のいしのようこが５日放送のフジテレビ系「酒のツマミになる話」（金曜・午後９時５８分、この日は午後１０時１３分）に出演。２０２０年に亡くなった志村けんさんの印象的な言葉を明かす一幕があった。

　同局系「志村けんのだいじょうぶだぁ」（１９８７～９３年）に番組開始から出演。志村さんと夫婦役でコントをすることも多かった、いしのは「ああ、あれはホメられたんだなって後になって分かることってありませんか？」と、まず共演者に問いかけ。

　「志村さんって、直接、ホメる人じゃないんですけど、昔、志村さんと柄本明さんが電車に乗ってるってコントがあったんですよ。２人でずっと、くっちゃべってる所に最後、私が入っていって一言言って、スッと消える。そうしたら志村さんが後から『おまえ、よくあそこのタイミングで入ってくるな』って。私としては、（入るのは）そこしかないじゃんって思って普通のこととしてやってたんですけど」と続けると、「志村さんが『そうなんだよ。間（ま）って教えられないから。それをおまえは知ってるってだけのことで、それ以上でも、それ以下でもないんだ』ってことをおっしゃってた」と話した。

　その上で「私はまだ２０歳くらいの時で、何言ってんだって思っていたけど…」と話し、「それが後々ね、あれはホメられたんだって（気づいた）。私は自分の感覚でやっていただけなんですけど」と、しみじみ話していた。