リバプール、サラーは売らない…ＳＤがサウジリーグ移籍の噂を完全否定

イングランド・プレミアリーグ、リバプールの強化部長職であるスポーティング・ディレクター（ＳＤ）に就任したリチャード・ヒューズ氏がスロット新監督の会見に同席。来季限りで契約切れとなり、今夏中のサウジアラビア・プロリーグ移籍が噂されるエジプト代表ＦＷモハメド・サラーの去就について発言した。

英大衆紙『デイリー・ミラー』が掲載した記事によると、ヒューズ氏はサラーをはじめ、来季で契約が切れるオランダ代表主将ファルジル・ファン・ダイクと、生え抜きスターのイングランド代表ＤＦトレント・アレキサンダー＝アーノルドの３選手が「来季も揃ってリバプールでプレーする」と明言したという。

記事によると、ヒューズ氏はサラー、ファン・ダイク、アレキサンダー＝アーノルド３選手との新契約締結の具体的な進行状況については「クラブと選手間のプライベートな事項」と言及を避けたが、スロット新監督のデビュー・シーズンとなる来季に向け、近年のリバプールを支えた主力３人が「チームにしっかりコミットしている」ときっぱり。特に「忠誠心に曇りがない」として、昨夏に１億５０００万ポンド、日本円にして約３１３億５０００万円もの移籍金オファーがあったサラーの移籍を完全否定した。

ただし、サラーが新契約を結ばない場合は、来夏にフリー移籍が可能となる。