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日本ライトフライ級1位の高見亨介が7連勝 世界挑戦経験あるベテランに3―0判定勝ち

スポーツ報知 / 2024年7月6日 19時34分

3回、右ストレートをヒットさせる高見亨介(右)。3-0判定勝利 (カメラ・堺 恒志)

◆プロボクシング▽ライトフライ級(49・8キロ契約)8回戦 〇高見亨介 (判定) ウラン・トロハツ●(6日、後楽園ホール)

 日本ライトフライ級1位・高見亨介(帝拳)が世界挑戦経験がある元世界ランカー、ウラン・トロハツ(中国)に判定勝ち。デビュー以来の7連勝を決めた。

 戦績は22歳の高見が7戦全勝(5KO)、31歳のトロハツが15勝(7KO)7敗2分け。

 「序盤からチャンスがあれば仕掛けて、倒すのを意識してやりたい。前回のように元気なボクシングをする」と気合十分でリングに上がった高見。速いジャブを軸に力強いワンツー、ボディー、アッパーをからめたコンビネーションで、ベテランボクサー相手に主導権を握った。元世界ランカーのトロハツは日本人ボクサーとの対戦経験も豊富で、2019年にはWBO世界フライ級王者だった田中恒成(畑中)に挑戦(3回KO負け)した経験があるが、高見の連打に左目上をカット。最後まで若い力に押された。

 高見は狙っていたKO勝ちを逃したものの、79―73×3の3―0判定勝ち、連勝を7に伸ばした。「KO勝ちは意識していたが、相手はベテランで気持ちが強くて、のまれてしまった。改善しないと」と反省。それでも、「世界挑戦経験のある選手と8回フルラウンド、戦えた」と手応えもつかんだ。

 高見は2022年7月にプロデビュー。軽量級では突出したパンチ力で対戦相手をことごとくキャンバスに沈めてきた。3月には元地域3冠王者・堀川謙一(三迫)に多彩なパンチとスピードで圧倒して6回TKO勝ち。存在感をアピールした。現在、日本ランキング1位でWBOアジアパシフィック・ライトフライ級1位。さらにWBC14位、IBF11位、WBO12位と世界ランクにも名を連ねている。

 トランクスには、今年亡くなった元日本ユース王者・坂間叶夢さんの名前を入れて臨んだ高見。「今年、弟分の叶夢が亡くなった。彼の名前を入れて、それが力になりました」と天国の“弟分”に勝利を報告した。

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