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マギーやラミレスに匹敵!「決定的な穴見当たらない」と清水隆行氏 巨人・神助っ人が持つハイレベルな対応力

スポーツ報知 / 2024年7月7日 5時5分

7回、2ランを放ったヘルナンデス(カメラ・相川 和寛)

◆JERA セ・リーグ ヤクルト1―4巨人(6日・神宮)

 ヘルナンデスの対応力は本当に高い。7回の2ランは、初対戦となる星のフォークをホームランにした。交流戦でデビューしてから1か月以上がたち、相手球団もかなり研究をしているはずだが、それを苦にせず、結果を出し続けている。それも調子の波がなく、すごくハイレベルで。

 低めの変化球を追いかけさせられるシーンはそれほど多くないし、内角の真っすぐをはじき返すことができる。バッテリーからすれば、決定的な穴が見当たらないといえる。

 岡本和と3度目のアベック弾だが、ヘルナンデスが存在することで4番打者が孤立しない。打線の厚みが全く違ってきたし、実にいい選手が加わった。

 ここ数年、巨人だけではなく、どの球団も外国人野手には苦労している。打線の中心になって活躍しているのは、ヤクルトのオスナとサンタナくらいだろうか。巨人に限って言えば、最近ではマギーを思い出す程度。それ以前となると、ラミレスや李承ヨプ(イ・スンヨプ)。そんな名前まで遡る主力打者と言えそうだ。(野球評論家・清水 隆行)

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