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村田昴が7連続KO勝ち 無敗のフィリピン人ボクサーに6回TKO勝ち

スポーツ報知 / 2024年7月6日 20時21分

4回にダウンを奪った後に攻撃をする村田昴(右)。6回TKO勝利 (カメラ・堺 恒志)

◆プロボクシング▽スーパーバンタム級(55・3キロ以下)10回戦 〇村田昴 (6回TKO) ブライアン・ジェームス・ワイルド●(6日、後楽園ホール)

 日本スーパーバンタム級5位・村田昴(帝拳)がブライアン・ジェームス・ワイルド(フィリピン)に6回TKO勝ち。2021年6月のプロデビュー以来、7連続KO勝ちを決めた。

 27歳の村田の戦績は7戦全勝(7KO)、22歳のワイルドは12勝(6KO)1敗1分け。

 連続KO勝ちを「7」に伸ばした村田の笑顔がはじけた。ワンツーを打って前に出ると、ワンツーからのボディーでワイルドを押し込んだ。だが、打っても打っても、相手は倒れない。それでも村田は前に出続けた。4回、左アッパーを効かせると、連打で最初のダウンを演出。5回終了間際のラッシュに、ワイルドはゴングに救われたものの、6回終了までに気力はもたなかった。村田が連打で相手を追い詰めると、左強打でワイルドをはじいた。無敗のフィリピン人ボクサーの、防戦一方の試合展開に、レフェリーが間に入って試合を止めた。

 リング上のインタビューで、最初のダウンを奪った時に笑顔を見せたと指摘されると「結構、打って、打って、やっと倒れた。やったーっと今まで以上に喜びの気持ちが強かったです。相手は打っても、打っても倒れなかった」と村田。初のサウスポーとの対戦となった試合のテーマには「ディフェンス面とサウスポーに対するカウンター」として練習したというが、「打たれるとカッとなって打ち合いになる。そういうところが出た」と振り返った。初の10回戦は「長いラウンドができるのかを試される場となる」と、今後のタイトル戦への判断基準になる試合と位置づけていた。6回で試合を終えたものの「テストマッチを組んでもらい、カウンターで勝つイメージだった。もっと冷静に、うまくやらないと」と反省を忘れない。

 1996年10月、和歌山県生まれ。アマチュア時代に全日本選手権など4冠を獲得した。アマ戦績は68勝12敗。2021年6月にプロデビュー。ボクシングの“聖地”米国ラスベガスで2回TKO勝ちで初陣を飾った。現在、WBOアジアパシフィック、東洋太平洋ともにスーパーバンタム級4位にランクされている。

 リング上から集まったファンにお礼を言った村田。「次、タイトル戦になったら応援が力になります」と意気込んでいた。

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