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【ヤクルト】6戦連続先制点献上の悪循環止まらず3連敗 高津臣吾監督「初回だけでいいから…」

スポーツ報知 / 2024年7月6日 22時38分

3連敗となり引き揚げる高津臣吾監督(カメラ・清水 武)

◆JERAセ・リーグ ヤクルト1―4巨人(6日・神宮)

 ヤクルトは3連敗で借金が9に膨らんだ。高橋奎二投手が初回に岡本に2ランを被弾するなど6回2失点。6試合連続で先制点を献上する悪い流れが、最後まで続いた。

 高津臣吾監督は高橋について「うーん。痛いね。初回だけでいいから全力でいってほしかったね。三者凡退とは言わないけど、何とかゼロで帰ってきてほしかった」と指摘した。

 6回に代打・北村拓の移籍後初アーチで1点差に迫ったが、直後の7回に昇格したばかりの嘉弥真が1死三塁のピンチを招くと、スイッチした星がヘルナンデスに2ランを被弾し、万事休した。「先発がピリッとしないんで、やはり後ろに後ろに負担かかってしまいますよね。いくら(中継ぎに)9人入れても。昨日、3、40球投げているピッチャーもいますし、(役割を)分担させようとは思うんですけど、非常に難しい。この1週間は継投になってますね」と“投壊”ぶりを嘆いた。

 この日は打率、打点2冠のサンタナが下半身の張りのため欠場した。“飛車落ち”の打線でスタメンに抜てきされた増田が3打数無安打に倒れるなど、アピールならず「チャンスですけどね、今日出ている選手は結果に結びつかなかったですね」と渋い表情だった。

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