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巨人の岸田が「一か八か」の強肩発動! オスナまさかの二盗阻止でグリフィン救った…打っても6番でしぶとくマルチ

スポーツ報知 / 2024年7月6日 23時18分

4回2死一、二塁、二塁走者・山田哲人を若林楽人(左)が好返球でアウトにし、ベンチ前で迎えるグリフィン(右は岸田行倫)(カメラ・相川 和寛)

◆JERA セ・リーグ ヤクルト1―4巨人(6日・神宮)

 巨人・岸田行倫捕手が見事な盗塁阻止を見せた。ヤクルトのオスナが意表をついて二盗を仕掛けてきたが、素早い送球でアウトに仕留めた。打撃でも6番で2安打を放ち、攻守に貢献した。

 2回2死一塁、中村悠平の打席の初球で、一塁走者のオスナがスタートを切った。外角のスライダーを中村が打ちに来て空振り。キャッチャーとしては、かなり投げにくい体勢から、思い切り右腕を振った。

 「(オスナの)スタートが良かったので勝負かけていきました。一か八かでいきました」間一髪のタイミングでアウトを奪いとり、スリーアウトチェンジ。マウンドのグリフィンもこれで勢いに乗り、8回1失点の快投につなげた。

 「グリフィンはずっと調子良くて、ストライク先行で勝負できてるので、いいカウント作って、どの球種もいいので、勝負できているなと思います」と岸田。「岸田と話し合って良い投球ができた」とグリフィン。あうんの呼吸で白星をつかみとった。

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