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大谷翔平がまたしても球団初の大記録達成 メジャー全体でも3人目という偉業 15打席連続無安打から爆発

スポーツ報知 / 2024年7月7日 11時46分

◆米大リーグ ドジャース5―3ブルワーズ(6日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が6日(日本時間7日)、本拠地・ブルワーズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、30歳初アーチと初安打を放つなど2打数2安打1打点、3四死球で全5打席出塁する活躍で、チームの2連勝に貢献した。ドジャースは貯金20となった。

 試合開始前の時点で今季ワーストの12打席連続無安打。この試合でも3打席連続の四死球で15打席連続無安打となった。それでも、6回2死走者なしの4打席目に、2番手右腕・ウィルソンから、右中間への三塁打で30歳初安打をマーク。3試合、16打席ぶりの安打だった。

 さらに圧巻の30歳初アーチが出たのは1点をリードした8回1死走者なしの5打席目だった。1ストライクから、3番手左腕・ハドソンの2球目の86・1マイル(約138・6キロ)のカットボールを右中間に運んだ。メジャー通算199号となる28号ソロは、打球速度は109・9マイル(約176・9キロ)、飛距離430フィート(約131メートル)、打球速度23度の一発だった。完璧な一発に走り始めることなく打球を見つめる確信弾だった。

 ドジャース情報を扱う「ドジャース・インサイダー」によると、1901年以降で1試合で「本塁打、三塁打、四球、死球、盗塁」をマークした選手は、ドジャース史上初で、メジャーでも3年ぶりの快挙だという。これまでは1910年7月8日のダニエルズ(ヤンキース)、2019年6月1日イエリチ(ブルワーズ)の2人だけ。またしても大谷は球界の歴史に名を残した。

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