松本まりか、１２年ぶりショートカット姿 主演ドラマでサレ妻役「気合いを入れて」

テレビ東京系連続ドラマ「夫の家庭を壊すまで」の会見に登場した（左から）麻生祐未、竹財輝之助、松本まりか、野波麻帆、野村康太

　女優の松本まりかが７日、主演するテレビ東京系連続ドラマ「夫の家庭を壊すまで」（８日スタート、月曜・後１１時６分）の記者会見を都内で行った。

　夫が不倫相手との間にもうひとつの“家庭”をもうけていたことを知った「サレ妻」の主人公が復讐（ふくしゅう）を決意する泥沼ドラマ。松本は「お話をいただいたとき、すごくタイトルにビックリしてしまった。一体どこまでの感情になるのかっていうのが正直すごく怖かった」と言葉を選ぶように話した。

　松本は今作の役作りのためにショートカットに。「気合いを入れて１２年ぶりにショートにしました。髪の毛をバッサリ切って。ずっと切りたくて、いつかのためにと思っていたんですが…この作品でした。気合が入っていますので、多くの人に見ていただいて、心に響く作品になったらいいなと思います」と意気込んだ。

　自身の結婚観について尋ねられると「よく結婚生活は妥協だとかありますよね。結婚だけにかかわらず人間関係もそうですけど、理想を忘れたくないなと思う」としみじみ。「志は高く、すてきな人と出会いたいと思いますし、もちろん結婚だけがすべてじゃないと思いますけれど…夢を見たっていいじゃないですか」とおちゃめに話した。

　妻を裏切る夫役の竹財輝之助は「台本をいただいて、『またクズか…』と思いました」と苦笑い。「クズは得意なので、うれしい限りなんですけど。現場で松本さんは緻密に感情を出してくださるんですが、本当に申し訳ないと思うぐらいその感情をかわしていく。冷静になると本当に申し訳なくてカメラの前に立てないので、その鈍感力や天然なところを大事にしたい」と語った。