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【高校野球】9回途中に緊急再登板、金井の最速142キロ右腕・広瀬優希が計5回無失点7Kで初戦白星

スポーツ報知 / 2024年7月7日 14時12分

計5イニングを4安打無失点に抑えた金井・広瀬優希(右)

◆第106回全国高校野球選手権神奈川大会 ▽1回戦 金井5―1横浜瀬谷(7日・俣野公園・横浜薬大スタジアム)

 金井の最速142キロ右腕・広瀬優希(3年)が先発&緊急リリーフで計5イニングを4安打無失点7奪三振と好投し、初戦突破を決めた。

 4点リードの9回、4番手で登板した薄井幹弥(3年)が1球を投げ、カウント1ボールとなった場面で足がつり、治療のためベンチへ。公認野球規則では、登板した投手は最低でも打者1人に投げ切らなければいけないが、負傷または病気のために投球が不可能になったと球審に認められ交代。先発して5回から右翼に回っていた広瀬が急きょ、マウンドに戻った。「エースなので、自分が投げるしかないと思った」。170センチ右腕は2死三塁とされたが、最後の打者を縦のスライダーで空振り三振に仕留め、拳を上げた。

 今春の県大会後、4月の練習試合で死球を受け、左ろっ骨を負傷。ウェートトレーニングが不足し、筋力が落ちたが、気迫で夏に間に合わせた。8番打者として、2―0の初回2死満塁で左前2点打。右翼の守備でも、8回に頭上を越されたが、素早く中継に送球し、打者走者を三塁で刺した。「(患部は)まだ痛いんですけど、最後なので。これからもっと、みんなと高め合って、決勝を目指したい」。投げて、打って、守って。大事な局面で広瀬が奮闘する。(雑誌『報知高校野球』取材班)

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