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杉浦悠太が日本人2人目大会初出場V 開幕前に語った世界進出の思い「一番上のフィールドで優勝争いできる選手に」

スポーツ報知 / 2024年7月7日 14時45分

◆報知新聞社後援 男子プロゴルフツアー 今季メジャー第2戦 日本プロ選手権 最終日(7日、岐阜・富士C可児C志野C=7201ヤード、パー72)

 2打差の単独首位から出た杉浦悠太(フリー)が逃げ切り、プロ初優勝となるメジャー初制覇&通算2勝目を飾った。最終日最終組はアマチュア時代に優勝した昨年ダンロップフェニックス以来、2回目。プロ転向後としては初めてだった。

 詳細なデータの残る1985年以降では、2009年の池田勇太以来、日本人2人目(外国人を含めれば5人目)の大会初出場Vを達成。プロ転向後12試合目での本大会制覇も85年以降では、池田の16試合目を抜いて最速となった。初日から首位を譲らない完全優勝での大会制覇は、1973年のツアー制施行後では昨年の平田憲聖に続き9人目(10例目)となった。

 杉浦は今季開幕前のスポーツ報知の単独インタビューで「まずはプロとして1勝するというのはあるんですけど、賞金王になれるように頑張りたい。世界の一番上のフィールド(米ツアー)で優勝争いできるような選手になりたい」と今季、そして将来の目標を語っていた。

 小学6年間は野球選手で投手と外野手だった。平均300ヤード近い飛距離はその経験も生きている。「平均よりは飛ぶ方なので、野球をやっていたことが今の飛距離につながっているのかな」。

 昨年はプロとして2試合に出場も、試合への向き合い方はアマ時代と大きく変化はしなかったという。「優勝を目指してやることは変わらないので、いつも通りやっている」。今季は開幕から5戦連続でトップ10入りも、関西オープンの2位が最高とプロ初優勝には届いていなかった。

 第3日後には「暑さに負けず、最後まで攻めて、優勝できたらいい」と話していた。昨年はいずれもアマV経験者の中島啓太、蟬川泰果、金谷拓実が賞金ランクトップ3を占めた。「アマで優勝している歴代の方たちは、そのままずっと活躍されている。そこに続いて賞金王争いをしたい」。開幕前からこう語っていた通り、22歳の大器が日本最古のプロゴルフトーナメントである、プロ日本一決定戦を制した。

 ◆杉浦 悠太(すぎうら・ゆうた)2001年9月12日、愛知・高浜市生まれ。22歳。4歳から父の影響でゴルフを始める。小学生時代は野球もプレーした。強豪の福井工大福井高で腕を磨き、18年の日本ジュニアなどで優勝。20年、日大国際関係学部に入学。23年、ダンロップフェニックスで史上7人目のアマチュア優勝を果たし、プロ転向。得意クラブはウェッジ。ドライバーの平均飛距離は290ヤード。家族は両親と妹。172センチ、74キロ。

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