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【プロキオンS】武豊騎手騎乗のヤマニンウルスが無傷5連勝で重賞初制覇「この先どこまで強くなるのか」

スポーツ報知 / 2024年7月7日 15時44分

武豊騎手騎乗のヤマニンウルスが直線先頭で押し切る(カメラ・高橋 由二)

◆第29回プロキオンS・G3(7月7日、小倉・ダート1700メートル、良)

 2年ぶりに小倉競馬場で行われた3歳以上によるダート重賞は16頭で争われ、武豊騎手が騎乗した単勝1番人気のヤマニンウルス(牡4歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父ジャスタウェイ)が勝利。デビュー以来5連勝で重賞初挑戦での初制覇を果たした。武豊騎手は2018年(マテラスカイ)以来となる5勝目。斉藤崇史調教師は昨年のドンフランキーに続く連覇。当時のドンフランキーの馬体重594キロは、JRA重賞における最高体重勝利で、今回のヤマニンウルスの584キロは史上2位の記録となった。

 2着にスレイマン(西村淳也騎手)、3着はマリオロード(松山弘平騎手)が入った。勝ち時計は1分42秒7。

 武豊騎手(ヤマニンウルス=1着)「まずホッとしてますし、あらためてこの馬強いなと、そういう気持ちです。前回あまり返し馬の感触がよくなくて、今回はどうかなと思ったんですけど、乗ったなかで一番いい雰囲気でしたね。いいポジション取れました。(手応えは抜群?)抜群というか、手応えあるのかないのかよく分からないんですけど、相手に合わせるんじゃなくてこの馬のペースで行きました。重賞でこのレースですから、この先どこまで強くなるのか、すごく楽しみですね。(小倉でのレースについて)熱いですね、馬のほうは涼しそうに走ってました」

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