【七夕賞】レッドラディエンスが抜け出し２馬身差快勝 戸崎圭太騎手「願いかなってよかった」

七夕賞を制したレッドラディエンス（左）（カメラ・荒牧　徹）

◆第６０回七夕賞・Ｇ３（７月７日、福島競馬場・芝２０００メートル、良）

　サマー２０００シリーズの開幕戦は１５頭で争われ、２番人気でハンデ５７キロのレッドラディエンス（牡５歳、栗東・友道康夫厩舎、父ディープインパクト）が直線で抜け出し、後続に２馬身差をつけて重賞初挑戦Ｖを飾った。あす７月８日に４４歳の誕生日を迎える戸崎圭太騎手は、岡部幸雄元騎手と並んで歴代最多タイの同レース４勝目。これまで七夕賞は１６年アルバートドック、１７年ゼーヴィント、２１年トーラスジェミニで勝っていた。勝ちタイムは１分５７秒９。

　２着は１番人気で松岡正海騎手が騎乗のキングズパレス（牡５歳、美浦・戸田博文厩舎、父キングカメハメハ）、３着は８番人気で杉原誠人騎手が騎乗のノッキングポイント（牡４歳、美浦・木村哲也厩舎、父モーリス）だった。

　戸崎圭太騎手（レッドラディエンス＝１着）「七夕ということで願いがかなってよかったと思います。ポジションを取る気になれば取れる馬なんですけど、行く馬も結構いたのでペースが速くなるだろうというところで、この馬のリズムで中団になったというところです。リズムよくいけていましたし、僕が追い出しのタイミングを間違わなければいい脚を使ってくれると思ったので、強い勝ち方ができたと思います。強さ？　乗りやすいですし、競馬も上手なところが武器なのかなと思いますね」