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蝉川泰果は2年連続2位で史上最年少メジャー3冠ならず 「チャンスをしっかりモノにしたかった」

スポーツ報知 / 2024年7月7日 16時23分

優勝した杉浦悠太を祝福する蝉川泰果(右=カメラ・馬場 秀則)

◆報知新聞社後援 男子プロゴルフツアー 今季メジャー第2戦 日本プロ選手権 最終日(7日、岐阜・富士C可児C志野C=7201ヤード、パー72)

 2打差2位から出た蝉川泰果(アース製薬)は5バーディー、4ボギーの71とスコアを伸ばすも、通算17アンダーで1打差の2位となり、23歳178日でのツアー史上最年少メジャー3冠はならなかった。

 最終18番はバーディーならプレーオフに望みを繫いだが、バーディーパットはカップの一筋横を通り、悔しさをあらわにした。「9アイアンでセカンドショットを左からのアゲンストで読んだんですけど、ワンピン(約2・5メートル)に絡められなかった。バーディーパットも(ボギーの)16番も悔しい。このチャンスをしっかりモノにしたかった」と唇をかんだ。

 それでも2位は今季最高順位。大会としても2年連続2位という結果には納得している部分もあるという。「メジャーのタフなセッティングの中で、去年と同様の2位タイで終われたのは成長してきているというか、良かった」とうなずいた。要所でのアプローチ、パターは自身の理想には到達していないと話し、「もうちょっと自分の思うようになっていけば、去年以上の姿を見せられるんじゃないかなと思う。こから頑張っていきたい」と次週以降へ目を向けた。

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